長太鯨船行事
鯨船行事とは、昔、伊勢湾に迷い込んだ鯨を銛で仕留めるという古式鯨漁法を模した、神に様々な祈願を行う祭りの事です。
捕鯨船に見立てた山車の「天王丸」を、捕鯨上下歌や太鼓に合わせて引き回し、歌が最高潮に達したクライマックスで若衆(踊り子)が軸先の張り子の鯨を仕留めます。
毎年10月の第二土曜・日曜に長太の飯野神社の秋祭りにて行われます。
鯨船は木造漆喰で、長さ5.
8m・高さ2.
4m・幅1.
5mとなっており、金箔塗装や龍の彫刻が施されています。
張り子の鯨めがけて銛を放つこの祭りの起源は不明ですが、明治初年には8月1日の天王祭に行われていたといいます。
昭和41年を最後に長らく途絶えていましたが平成3年の10月に25年振りに復活し、平成4年の3月に鈴鹿市の無形民俗文化財に指定されました。
今回で33回目の開催となります。
この捕鯨行事は北勢を代表する祭りでもあり、三重県では現在鈴鹿の他にも四日市を中心に、計六箇所で開催されています。
行事に参加を希望される方、長太鯨船保存会に入会を希望される方は、
長太公民館(TEL:059-385-3927)までご連絡ください。